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世界最古のジッパーに出会う旅Εチの悪い靴屋のオヤジ
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    あお太です。2005年の初ミードヴィル。話が前後しますが、タロン社を見に行くまえに、ミードヴィル市内をさくっと回っていたのでした。寒いのに、このTシャツ↑を着てやる気満々!(これはマジックで書いたミッションTシャツとは別です)。







    一番最初に入ったのは、雰囲気のある看板を出していた、靴のリペアショップでした。






    日本からジッパーのリサーチで来たんだけどと言って、ジッパーがついたブーツの話をすると・・・「ああ! ルイス・ウォーカーが履いてたってヤツだろ」と店のオヤジ。





    ルイス・ウォーカー、別名カーネル・ウォーカー。ジッパーの一番古い会社であるフックレス社の創業者なのですが、『ジャドソンのチェーンファスナー』を自分の革靴につけ、宣伝のためにいつも履いていたと言われている人です(が、結局1本も売れなかった)。







    余談ですが、ジャドソンという夢見る発明家に出資したのは、ルイス・ウォーカーにとってこれが2度目。でもまあ、どちらもコケたんですけどね・・・。





    あれ? マズイ。いま念のため『Zipper Gear』のルイス・ウォーカーのページを見たら・・・スペリング違ってました(大汗

    p. 13 です。写真のルイス・ウォーカーのキャプション。Lewis じゃなくて  Louis だって。すみません、修正しといてください^^;









    とにかく、その靴屋のオヤジが続けて言うには、「その靴覚えてるよ、オレが直してやったんだ」





    このオヤジが言う「その靴」が、本当に『ジャドソンのチェーンファスナー』がついた「あの靴」なのかどうかは、写真を見せたわけではないので確証はとれませんが・・・







    とにかく、この時あお太が確信したのは、この旅できっと何かが見つかるはずだということ。それも、自分を待っていてくれたような大切な出会いがあるはず、ということでした。







    この靴屋のオヤジ、さらに爆弾かましてきまして。







    「日本からって、おめえ、YKKのもんか?」(あお太脳内意訳)






    ううっ。






    こういう時には直球です。







    「いや違う。オレは純粋に、自分の本のためにリサーチをしてるんだ」と目を見て言うと、ふん、という感じでスルーしてくれました。






    「ところで、なんか古いジッパー持ってない?」と聞いてみると・・・「ちょっと待ってろ」と奥へ消え、1, 2個のタロンのジッパーを持って戻ってきてくれたのです。「やるよ」







    パッと見て、戦後のもの(あお太にとっては「新しい」もの)だとすぐにわかったので、英語がわからないふりをしてお礼を言って返そうとしました。オヤジにとっては精一杯の「古い貴重なジッパー」を持ってきてくれた気持ちはありがたかったので。







    すると、また怒鳴られました。







    「聞こえなかったのか、やるって言っただろ!」







    押しつけられるようにもらった靴屋のジッパー。今どこにあるかは・・・ナイショです。







    しかしホントにクチの悪いオヤジでした。他のお客さんが入ってきたとき、あお太に気づいたそのマダム、「わたしは後からでいいわ」と言ってくれたのを、「こんなヤツ、客じゃねえからいいんだよ!」と真顔であしらわれました。いやもう・・・キョーレツでした。








    靴屋のあとは・・・ショッピングモールを写真のTシャツで歩いたり、ミリタリーショップに入ってみたり。





    本屋にも行きました。ここは収穫ナシ・・・とこの時は思ったのですが、実は1年後にちょっとしたミラクルが起こります。それはまた別の話。






    さて次は、『ヒストリカル・ソサエティ』という、日本でいう郷土資料館のような施設に向かいたかったのですが、開館時間のカンケイで、翌日の午後までおあずけ。





    次回は、ヒストリカル・ソサエティで、いよいよ運命の新聞記事に出会います!





    ではでは〜。



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    | あお太 | 22:22 | - | - | - |