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世界最古のジッパーに出会う旅▲漾璽疋凜ル前夜編
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    あお太です。世界最古のジッパーに出会う旅 Zipper』とフリーデル教授編からのつづきです。

    『ZIPPER GEAR』発刊のご報告に、メリーランド大学のフリーデル教授を訪ねた時に聞いた、衝撃の事実とは!

     











    アレゲニー大学にある『サンドバック・コレクション』をサンドバックの娘さんに寄贈するよう勧めたのは、他でもない、フリーデル教授だった!








    そ・う・だったのか・・・。







    サンドバック・コレクションっていうのは、ジッパーの生みの親であるスウェーデン人技術者・サンドバック博士が遺した古いジッパーや関係製品の展示コーナーです。ペンシルヴァニア州ミードヴィルにある、アレゲニー大学(Allegheny College)の図書館の一角にあるのですが、このミードヴィルという街こそ、タロン本社があったジッパーの聖地。


    Meadville, PA locator map
    画像はMeadville community profile からお借りしました。










    コレクションの中には、サンドバック自身が発明した以外のモノもあって、なんといっても目玉は、「ジャドソンのファスナー」と呼ばれる、世界最古のジッパーです。この地上に残っているのは、おそらく、ここにある1本だけだろうと言われています。
    G. SUNDBACK
     近代ジッパーの父、ギデオン・サンドバック博士  (Courtesy of Prof. Robert Friedel)








    はい、なので、『ZIPPER GEAR』に載せた「ジャドソンのファスナー」は、まさにサンドバック・コレクションのソレです。






    しかし・・・あお太が初めてミードヴィルの土を踏んだ2005年には、サンドバック・コレクションの存在はもちろん、この「ジャドソンのファスナー」が残っているのかどうかさえも、まったくわかっていませんでした。


    こんな可愛い街なんです







    情報ゼロ。




    地元の図書館や資料館には行くつもりでしたが、そもそもミードヴィルで何か見つかるかどうかなんて、何ひとつ約束されていないままでの出発でした。ミードヴィルに大学があることも、ヒストリカル・ソサエティとよばれる資料館があることも、何ひとつ知らないまま、わかっているのはただ、そこにかつてのタロン本社がある、ということだけでした。







    しかも・・・日本人ですから。


    タロンがあった町で、日本人がジッパーのこと調べてるなんていったら、YKKの回し者かとつるし上げられるかもしれない・・・。






    今思えば笑い話だし、アメリカのことも、ジッパー産業のことも、何もわかってなかったと恥ずかしくなりますが、でも当時はそのぐらい悲壮な覚悟をしてミードヴィルに行きました(ちなみに、タロンが衰退したこととYKKの台頭とは、カンケイが・・・あるというかないというか・・・一般に思われているほど決定的でもないっつ〜か・・・これはまた別の機会に!)







    とにかく、まだサラリーマンだったので、ゴールデンウィークを使って、まずはワシントンDCに入りました。そこからグレイハウンドバス。今だったら全行程レンタカーにするでしょうが、当時はそんな発想まるでありませんでした。夜遅くに着くため、治安の状況がよくわからなかったミードヴィルでバスを降りるのはやめて、まずはエリー湖畔の大都市、エリーをめざしました。




    つづく〜。



    ではでは〜。


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    『ZIPPER GEAR(Paypalが利用できるようになりました)
    ◎Full Gear Pjt エンボスつき『THE 501XX』




     
    | あお太 | 22:22 | - | - | - |